最近の日本では大腸がんにかかる人が増えており、男女合わせると最も頻度の高いがんです。また亡くなる方も多く、がん死亡原因の上位を占めています(男性では3位、女性では1位)。ほとんどの大腸がんは良性のポリープが非常に長い時間をかけて癌化すると考えられていますが、かなり進行するまで自覚症状が出ないために、なかなか自分で気がつくことはありません。年代でいうと40代頃より少しずつ増え始め、高齢になるほど増加します。
>部位別がん罹患率の年次推移グラフ
大腸内視鏡検査は直接大腸の粘膜を観察し、大腸がんを早期に見つけ出すことができる最も診断能力の高い検査です。また、大腸ポリープの段階で見つけて内視鏡で治療すれば、将来の大腸がんの予防につながることが世界的な研究の結果証明されています。
このように大腸がんは良性ポリープが非常に長い時間をかけてがん化するのがメインルートと考えられています。
当院ではできるだけ苦痛の少ない大腸内視鏡検査をするように心がけております。また大腸ポリープの治療も行っておりますのでご相談ください。
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