ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)は胃の粘膜に生息している細菌です。乳幼児に感染するとほぼ生涯にわたって感染が続き、胃の中に慢性の炎症がおこります。それが胃・十二指腸潰瘍や、胃がんの原因であるということがわかっています。
感染するのは乳幼児期で、一度感染するとその後持続的に感染が続くと考えられています。感染率は上下水道が十分に完備されていなかった時代に生まれた団塊の世代以前の人では約80%と高く、若い世代では年々低下してきていますが、現役世代でも今なお2~3割の方が感染しています。現在の感染経路は感染している親から乳幼児にうつるルートが多いようです。
日本人は胃がんになる人が多く、年間約5万人の方が胃がんで亡くなる状況が続いていますが、胃がんの原因のほとんどがピロリ菌の感染であることがわかっています。ピロリ菌に感染している人は除菌することである程度胃がんを予防することが可能です。また除菌による胃がん予防効果はできるだけ早い段階で治療する方が高いと考えられています。現在国を挙げてピロリ菌感染を撲滅し、ひいては胃がん死亡の撲滅が取り組まれています。
乳幼児期にピロリ菌に感染しなかった人は、基本的には一生感染がないと考えられ、生涯胃がんにかかるリスクはとても小さいです。しかしごく一部にピロリ菌が原因ではない胃がんがあります。
*:胃カメラが必要な検査
胃内視鏡検査でピロリ菌の感染が疑われた場合はその日のうちに感染の有無を調べます(当日結果が出ない場合もあります)。
抗生物質を含む3種類の薬を1週間内服します。飲み終わってから約2ヶ月後に除菌判定テスト(胃カメラは使いません)で除菌が成功しているかを判定します。もし失敗している場合は薬を変えて2回目の除菌治療を行います。

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| 午前 | 内視鏡検査(上部)09:00 ~ 12:00 | 
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| 午後 | 内視鏡検査(上部・下部)13:30 ~ 15:30 | 
| 外来(胃腸科・内科)16:00 ~ 17:00 | 
大腸内視鏡検査予約状況
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